勉強すればする程、
「医師って スゲーな!!」
という感想しか出て来ないです。なので
「整形外科は痛み止めと湿布だけで、何もしてくれないから」
と言って、当院に いらっしゃる方に私は
「それは 手術が必要なほど重症ではない、という医師の診断ですよ。
機能訓練は ウチでも出来ますので、早く良くなる様に頑張らせて頂きます。」
と、フォローを入れています。
また、後に勤めた整形外科では、大学医学部・大学病院からの感謝状が飾られていたので、何に対する感謝状なのかを尋ねた事があります。
院長によると
「従来の膝の手術の問題点を解決する術式を提唱し、予後も良好であったこと」
に対する感謝状だそうです。
そして、どの様な術式を考えたのかを解説してくれたのですが・・・
医師でない私には、途中から何を言っているのか解からない!
しかしながら、熱弁は止まらない!!
先の院長と同じく、「手術による人助け」に生きがい・やりがいを感じているのが伝わって来ました。
私にも解かったのは、膝を切り開いて 関節内部が外気に触れる為、感染症対策を徹底する必要があること。
そして、外科手術は多少なりとも出血を伴うので、血圧・脈拍数・呼吸速度・体温といったバイタルサインをチェックしながら進めるという下準備の話くらいでした。
内臓器ではない 膝(ひざ)関節の手術でも、ここまで全身状態に気を配るんです。
「整体師は歪みを整えて全身を『根本から治す』が、医師は患部や検査の数値しかみない」
などと 言っている民間療法家は、果たして ここまで全身状態に目を向けているでしょうか
私は技術を磨く為、手技療法の勉強会に参加しますが、講師も含めて上記の様な発言をする人が多くてウンザリしております。